評価項目
- 1. SSc群、non-SSc群とcontrol群でマスト細胞数の比較
:toluidine blue staining、c-kit immunostaining
- 2. 全身性皮膚硬化とマスト細胞数の関係
:modified Rodnan skin thickness score (MRSS)=Total skin score、
生検部位skin score
- 3. 自己抗体とマスト細胞数の関係
:抗Scl-70抗体、抗Centromere抗体
- 4. 臓器合併症とマスト細胞数の関係
:肺高血圧症(mean PAP、max PG)
- 5. PH合併SScおよびPPH肺組織でのマスト細胞数の比較
- 6. SSc皮膚、PH合併SSc肺組織でのTGF-b1とPDGF染色
SScおよびnon-SSc症例の疾患背景
SSc 54症例の臨床的特徴
SScでは多数のマスト細胞を認めた
Toluidine blue staining同定マスト細胞と C-kit immunostaining同定マスト細胞には強い正の相関を認めた
皮膚線維化の病勢にマスト細胞は関与していた
抗Scl-70抗体陽性群では多数のマスト細胞を認めた
肺高血圧症(PH)合併群で多数のマスト細胞を認め、PHの病勢に関与していた